独自の縫製技術の粋を集め、縫い代の概念を無くした新世代のブランドです
「GOODPEOPLE GOODSTITCHING GOODPRODUCT」は、これまで培ってきた技術力を結集して2021年10月に立ち上げたブランドです。縫い代の概念を取り去ることでさらなる着心地を追求した、ミニマルさが魅力のアイテムを多数展開しています。創業以来、「素材を100%生かすための縫製」を追求しながらOEMファクトリーとして国内外のアパレルブランドの製品を作り続けてきました。その中で伝統的な技術を継承しながら腕を磨くのと同時に、オリジナルのミシンの開発や設備投資も積極的に実施。また、長年様々な要望に対応していく過程で編み出した、独自の縫製技術も有しています。それらを生かし、縫い代をなくして生地の重なりを極力削減。これまでになかった新感覚の着心地と、次世代を牽引する新しい服の形を生み出しました。
理想の服作りを実現するため、ミシンを独自に改造・開発しました
縫い目や縫い代を極限まで無くして素材のよさが生きた服作りを行うために独自にミシンを改造し、4種類のオリジナルミシンを開発しました。まずは縫い代のいらない突き合わせの縫製を可能にする「Mlock」。そして特殊カバーリング縫製により、縫い目や縫い代の存在感を最小限に抑える「Mcover」と、特殊フラットシーマ縫製で縫い代の重なりを狭め、より素材との一体感を持たせた仕上げを実現する「Mflat」。最後に、フラットシーマ特有の接ぎ目からはみ出る裁ち端を処理できる、重ね特殊振りミシン「Mseamer」です。ほかにも最新設備の導入や、熟練の職人技とデジタルとの融合なども積極的に実施。生産性の向上に努めながらも、理想的な服の姿にこだわっています。
伝統と革新を両立し、常に先を見据えたスキルアップを図っています
栃木・岩手・秋田・島根・福島と国内5カ所に構えた自社工場をそれぞれ、Tシャツ・シャツ・ジャケット・パンツ・コートといった得意分野の衣料製造に特化したスペシャリスト集団として形成。各分野のプロフェッショナルが各々の技術を磨き、情報交換して互いに切磋琢磨しながら、技術力を高めています。さらに伝統の技を大切にしつつも、これからの時代を視野に入れてスマートファクトリーへの設備投資なども積極的に推進。従来の大量生産体制を確保しつつ、多品種少ロットのカスタムオーダーも可能にするなど、多様化するニーズへの対応や生産性の向上に取り組んでいます。また、パタンナーを社内に抱え、勉強会を実施してテーラリングなどの様々なスキル習得を図るなど、パターン技術の向上にも注力しています。