kapocは、割烹着ですが、ただの割烹着ではありません。正確に言えば、「割烹着の美意識と理念を継承した、全く新しい衣服」ということになるでしょうか。中に着た大切なお洋服を汚さず、濡らさず、いつまでも大切に着ていただくために、「服の上からすっぽりと着られる」ゆったりとしたサイズ感で作っています。前後差の少ない割烹着のつくりをヒントに、前と後ろの両面で着られる設計にしています。ヴィンテージウェアから学んだ工夫もしっかり取り入れながら、割烹着であり、ワンピースでもあり、時にはコートにもなり、ポンチョにもなり…と、着る人の思いでさまざまな表情をみせてくれる自由でたのしい服、それがkapocです。
人類が最初に考えた織物は麻素材だったと伝えられています。夏は涼しく、冬も保温性に優れていることから、ヨーロッパでは秋冬の衣服素材として用いられている麻を、kapocでは採用しています。デザインでは、袖の上げ下げの多い割烹着としての機能を考え、袖口は伸縮性のあるリブニットを用い、心地よいフィット感を実現。縫製も信頼のおける日本の工場で行います。
現在、kapocは7デザイン、全40のバリエーション。この魅力ある割烹着を皆様に直接手に触れていただくために、全国のショップやギャラリーを巡ってポップアップイベントを順次行っています。すでに6カ所を廻り多くの方からも喜びの声を頂戴しています。また、kapocのオンラインショップでは、ユーザーさんが実際に暮らしや仕事にkapocを取り入れてくださる様子をお伝えする読み物や、kapocのスタイリングを紹介するコーナーも充実させ、楽しみかたを共有しています。