日本とハワイのコラボによる、アートでエコなサーフブランド
自社ブランド事業の一環として新たに始めたのが、「BANZAY SURF NORTHSHORE」。既存の自社ブランド「BANZAY」と、ハワイ・オアフ島のノースショアのサーフポイントの異名である「BANZAI PIPELINE」とを掛け合わせたサーフウェアブランドです。ART・DESIGN・SURFINGをテーマに、ハワイのローカルアーティストとのコラボレーションをファッションに落とし込んだ高いデザイン性と、海でも街中でも快適に着用できる機能性を両立させています。また、オーガニック素材や再生ポリエステルなどといった地球に優しい素材を積極的に使用しているのも特長です。
サステナブルな取り組みを実践し、ファッションから地球環境を考えます
素材や製法に工夫を凝らし、環境負荷の低減を心がけています。素材には、オーガニック素材や再生ポリエステル、廃棄食材を染色に再利用した生地などを使用。オーガニックコットンを取り扱うためのオーガニック認証も所有しています。製造面では、カットソー製品の製造に発生する裁断時の端切れは、布マスクの製造やウエス(機械器具類の清掃に使う布)として再利用することで裁断くずを極力減らすなどといった取り組みを実施。服飾に携わる人もそれを楽しむ人も、ファッションを通じて地球環境を考えるきっかけとなれるようなアイテムを提案しています。
チャレンジ精神を忘れない攻めの姿勢で、時代の流れに素早く対応
大切にしているのは、「あくなきチャレンジスピリッツ」。失敗を恐れず新しいことに挑戦しています。これまでに、抗がん剤を使用している人へ向けた頭髪をケアする帽子や、温泉宿とのコラボ企画によるタオル地で作ったブックカバーなど、技術力とノウハウを生かした製品を手がけてきました。近年では自社が独自に開発した抗菌防臭布を使った布マスクや、病院などで使用されるアイソレーションガウン(防護服)を製造しています。主産業である観光が打撃を受け深刻な状況に陥っていたハワイとも手を組み、ハワイのクリエイターがデザインしたマスクの製造をはじめ、コラボブランドの立ち上げなども推進。常に時代の変化や世間のニーズに耳を傾け、企画・実行までスピード感をもって取り組んでいます。